夏の終わり(晋太郎)
お久し振りです、晋太郎です。
かなり遅くなりましたが、第十四回文学フリマが無事に終わりましたー。
amazon売りの方も含めまして、ご購入下さった皆さん、本当にありがとうございます。って、本当に遅過ぎですね!
今回は前回にも増して感想をいただけたので、嬉しさも一入でした。
僕はサマーキャンプに誘って貰ったことを契機に小説を書き始めたようなものなので、最初は「これで大丈夫なのかな、ちゃんと小説になってるかな」と不安も大きかったんですが、感想や激励のことばを頂戴するうちに、本当に少しずつですが「この路線で大丈夫なのかも?」という気持ちになってきました。
というか、等身大の文章を見せていくしかないし、ちょっとずつでも成長していければいいのかなーという感じで、うまいこと開き直ることができたのかなー。肩の力がだいぶ抜けました。
拙くとも、好きだと言って下さる方がいるというのはホントにありがたいことだなーとしみじみ思います。
わざわざ感想を下さる方がいるっていうのは、僕にとってはめちゃめちゃスゴイことです。
非公式ガイドブックの紹介文もすごく素敵で嬉しかったですねー。
気取りのない文章で、小難しいことやそれっぽいことを抜きに、何気なく身近な友達に薦めるように紹介して下さっていて。個人的には、あれ以上嬉しい紹介のされ方はちょっと想像がつきません。
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しかし夏も終わりが見えてきましたねー。と書くとエッて感じかもしれませんが、甲子園が始まってしまうともう夏の終わりを予感してしまうというか。地方大会をやってる頃こそ夏!という感覚があるので、僕としてはずーっと地方大会やってて欲しいぐらいです。
僕は高校野球が好きなんですが、何がいいかっていうと、トーナメント制ってとこですね。
たった1回負けただけで、夏が終わってしまう。最後まで残れるのは決勝を戦う2校だけですし、どんどん散ってゆく球児……っていう感じが好きです。彼等の夏がいつまでも終わらないで欲しいと願っているくせに、夏が終わってく姿を目に焼きつけたいっていう。矛盾してますが、やっぱり夏の魅力は儚いとこにあるんだろうなー。僕の中では、常に夏は若さや青さのメタファなのです。
ともあれ、リーグとは緊迫感が違うし、メンタル面の弱さがポロポロ見えるし、体格的に恵まれていない選手の活躍も見られるし、高校野球ならではの戦術もあるし、展開が読めないケースが多いし…。好きです、高校野球。
いつかは高校野球ネタの話を書いてみたいんですが、好きな分だけ手をつけられないゾーンだったりします。サマキャン的には高校三年生はちょっと年齢的に高過ぎますしねー。って自分の中の勝手なラインなんですが。
次回作もやはり高校野球ネタではなく、中学生の話になりました。お茶を濁す程度にちょろっとだけ高校野球の話が出てきます。あー、がんばって書きあげねばー。
よろしくお願いします。
(晋太郎)